Project BBQ


子供と遊ぶ公園プロジェクト

 

子供の国、夢の国?遠い過去に使い古され形骸化したはずのテーマを人々は何故求め続けるのだろうか。

世界は果てしなく広がり、時は永久に続くという夢を、

子供の幼い目の輝きに自らの夢を重ねて、人はイメージの中で生きている。現実の中で暮らしていながらも。

 

 

 

 

この建築を蘇らせる。

既存建物は本来の目的や役割を失い、事実上、存在そのものが時代に取り残されていた。
このプロジェクトでは、平成初期の既存建物に新たなイメージと必要な用途を埋め込むことにより家族友人が子供達と集い遊び、子供と公園を楽しむ建築に蘇らせることが図られている。

そのために必要なもの~

温もりのある木目の壁面、屋台のような店、子供寸法の家具、展示物、遊具、様々な要素を色彩空間に融け込ませ配置する。それはまるで、建物の中に別の新しい建物を潜り込ませているような作業だったのである。新たな命を宿らせているかのような設計作業であった。

一方、しかしそれは同時に、子供の悪戯のように無遠慮に侵入するエイリアンが母体を蝕んでいるようなものだったのかもしれない。タダでは済まないだろうなぁとは思っていたのだけれど(笑)

子供達の遊びと動きが公園全体をかき回すように再び活気づかせてくれることを、今は願っている。

 

 

都心で楽しむBBQ

火を起こし、肉を焼き、集い戯れ、語らう、初源の悦びに興じ、週末を楽しむ
それはまるで、人間自身の存在を自ら確かめるようにも見て取れるのだ。
BBQの楽しみの本質とはそんなことなのではないだろうか。

開発されつくした東京都心では近年、人口減少の逆転現状がみられる。

ここにもう一度、暮らしの本質を復元できないだろうか?


2018年11月17日